診療時間
| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 9 : 00 - 12 : 30 | ● | ● | ● | ● | ● | -14:00 | ／ |
| 14 : 30 - 18 : 00 | ● | 第2・第4 往診 | ● | ● | 往診 | ／ | ／ |
患者様は日々の療養生活を送るにあたり、様々な場面で意思決定を行う必要があります。当院ではそういった場面において、患者様ご本人様は勿論のこと、ご家族様やご関係者様の意思を尊重し、最善最良の意思決定ができるよう適切なサポートを実施していきます。
具体的なケースを下記の 3 つに分類し、指針を定め運用していきます。
１．人生の最終段階における医療及びケアの意思決定支援
２．認知症等で自ら意思決定を実施することが困難な患者様への意思決定支援
３．身寄りがない患者様への意思決定支援
ⅰ．ご本人様の意思確認が可能な場合
・ご本人様の意思を主体とし、ご家族様やそのご関係者様の関わりも踏まえながら、厚生労働省が定める「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」を参考に、医療及びケアの方針を決定いたします。
・ご本人の意思は、時間の経過、病態の変化、医学的評価の観点から常に変化するものと考え、ご本人が意思の変更をその都度伝えられるよう、適切な情報の提供と説明を行い、その意思決定を支援していきます。
ⅱ．ご本人様の意思確認が不可能な場合
・ご家族等がご本人様の意思を推定できる場合に関しては、その意思決定を尊重し、ご本人様にとって最善最良の方針を取るようにしていきます。
・ご家族様等がご本人様の意思を推定できない場合に関しては、ご本人様にとって何が最善最良であるかについてご家族様等と十分に話し合い、協議し、方針を決定していきます。
・ご家族様等がいない場合、もしくはご家族様等がその判断を医療・ケアチームに委ねる場合には、ご本人様にとって最善最良の医療及びケアの方針を、医療・ケアチームが慎重に協議し、決定していきます。
認知症等で自ら意思決定を実施することが困難な場合に関しては、厚生労働省の「認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定支援ガイドライン」を参考に、可能な限りご本人様の意思を尊重し、反映できるよう支援していきます。また、ご家族様やご関係者様の意思も同様に尊重しながら、慎重に意思決定を支援していきます。
身寄りがない患者様の意思決定支援に関しては、患者様の病態や、判断能力の有無、資力の有無、信頼できるご関係者様の有無によって大きく作用されます。そのような場合であっても、ご本人様の意思及び意向をしっかりと確認し、様々な社会資源における支援を考慮しながら、厚生労働省の「身寄りがない人の入院 及び医療に係る意思決定が困難な人への支援に関するガイドライン」を参考に、その意思決定を支援していきます。
参考資料
検討テーマに係る関係資料（意思決定支援ガイドライン）
https://www.mhlw.go.jp/content/12000000/000786189.pdf「認知症の人の日常生活・社会生活のおける意思決定ガイドライン」
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12300000-Roukenkyoku/0000212396.pdf「身寄りがない人の入院及び医療に係る意思決定が困難な人への支援に関するガイドライン」
https://www.mhlw.go.jp/content/000516181.pdf